他社との違いって何なのか？

どこの会社やお店でもそうかも知れないけど、一人でも多くのお客様に自分たちのことを知って頂き、お店やホームページに来て頂くという事がうちの会社にはとっても大事。

色々なアイデアやノウハウが次から次に湧いてくる天才的な経営者は別として、凡人の僕は同業他社の成功例を学ばせてもらって自社に導入するというベンチマーク訪問を年に数回、社員様、パート様方と一緒に実施しています。

埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。

先方の会社の社長様やスタッフの皆様からお話をお聞きしたり、具体的なやり方や実際に使用している帳票を頂く時もあります。

もちろん市場の違いがあるので、そっくりそのまま真似したからって、当社で直ぐに効果が出るとは限らない。

僕や社員様が学んできたことを実行する。新たな取り組みをホームページで告知したり、ご来店下さったお客様にご案内するということです。

でもこれって当たり前なんだけど、うちが他社の真似を出来るということは、どこの会社でも同じように真似ができるわけです。逆に学ばせて頂いて自社に持ち帰ったにも関わらず、一向に実行出来ないことも実際には良くあります。しっかりとノウハウを教えて頂いたにも関わらずです。

なんででしょうwww

言い訳をすれば市場に合わないとか忙しくて着手できないとかとかとか・・・ホントの理由はわからないんだけど、この真似の出来ない部分こそが先方の会社様の他社に真似の出来ない価値なんだなっていうことに最近気づいた。

単なるノウハウや仕組み、帳票はすぐに真似できるはずなんだけど、それが実行できないというのは会社や組織の文化の違いなのかなって思った。うまく言えないんだけど、この違いが問題、課題というのではなくて、その部分こそがそれぞれの会社の独自性、社風であって、その部分が共感されていないと、幾ら表面的に見える部分だけを学んで真似したって自社に根付かせることが出来ない・・・んじゃないかって言うことに今更ながら気づいた。

僕は新しモノ好きなので、次から次に色々なアイデアや他社での成功事例を自分の会社で実行しようとしている。社長の指示だからって着手すらされないモノもあるし、始めてはみたんだけどいつの間にやらうやむやと言うのもある。逆に頼んだ僕がほぼ忘れてしまったようなモノがしっかりと定着して成果を着実に上げてくれているものもある。

僕が気にしているモノが上手く稼働しないのか！？上手くいってるから忘れちゃってるのか！？それは分からないんだけどwwwまあそんな感じのことが良くあるわけです。で、僕が5年ほど前から真剣に取り組んでいること。それは人を育てるということ。自分自身がまだまだ未完成なのに偉そうな言い方に聞こえてしまうかもしれないけど人材の育成ということです。売れる営業マンを育てるという事とは違います。もちろん営業会社だから売れてくれなきゃ困るんだけど、そういう意味ではなくて人間力の向上、人間性の向上と言った意味での人を育てるということ。

更に言えば僕一人が孤軍奮闘するということでは全くなくて、会社が「人を育てよう」という風土になっている状態を目指しているということです。全ての仕事は人の育成を意図して組み立て、仕事を通して人を育成する会社づくり。伝わってますでしょうか！？

思ってるだけで全然出来なくて・・・いつも人のことで苦労しているのが現状なんだけどwww

まあ～頑張ります！！今日はそんな感じのブログです。