人は正しい事よりも、共感したことに賛同してくれる。
組織を運営していく上で最も大事なのはコミュニケーションの取り方だと僕は思っています。まずは周りのスタッフとの信頼関係を構築することに気を配る。「人は正しい事よりも、共感したことに賛同してくれる。」からです。
☑責任感の強さや高い問題意識からくる不満!?
当社では、日頃より様々なサービスリクエストやクレーム、何気ないお客様からの一言には、その都度、コンプライアンスはもちろんのこと、目の前のお客様に少しでも喜んで頂けるよう皆で知恵を出し合い工夫を重ねています。
おかげさまで数年前に比べれば業務フローやスキム、タイムリーな情報共有についても随分と改善してきたんじゃないかな?と思います。
埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。
もちろんまだまだ道半ばですので完璧な状態には程遠いということも自覚しています。
なのでスタッフの中には、問題点や課題に気付いて「○○が悪い。」などと問題点がなかなか改善されないことに不満を抱く方もいます(笑)。どこの会社でもそうですよね!?そのことがどうのこうのではなく、それはもしかしたら責任感の強さや高い問題意識からくることなのかも知れないなと思うのです。
☑少しでも良い方向へ改善し続けることが仕事の本質
でも、それは多くの人がそうかも知れませんが、その時、その方の意識は全ての問題を自分事として考えず「周りが協力してくれないから。」「環境が悪い。」と周りに責任転嫁しているだけなのかも知れません。
恐らく「あなたが変われば○○は変わる。」のだと僕は思っています。自分が変わらなければ、周りも変わらない。と言うよりも周りは変えられないけど、自分の意識を変えることでそのことの捉え方も変わるんじゃないかと思う。
もし、その方がリーダーを目指すのであれば、覚悟を持って課題に向き合って欲しい。僕はそう思っています。
仕事をする中で「良い方向へ変えることができた。」と感じることもあれば、日々の課題に追われることもある。どんな環境でも「昨日80点だったことを、今日は少しやり方を変えてやってみる。」ということを地道に繰り返し、少しでも良い方向へ改善し続けることが仕事の本質であり、そしてそれは私たち個人の人生、生き方そのものなんだと僕は思います。
☑人は正しい事よりも、共感したことに賛同してくれる。
最も大事なのはコミュニケーションの取り方だと僕は思っています。自分一人で考えたことを決定事項として「これでいきます!!」と周りの人に伝えるスタッフがいるとします。そのほうがスピーディーに物事を手っ取り早く進められると思いがちです。
もちろん時にはそうやって強引に進めなければならない時もあるでしょう。しかし、人から指示されただけで、納得出来ていないことにやる気が起きないのは自分が逆の立場だったら分かります。
また、会社に限らずあらゆる組織、会で多く見受けられるのは、問題点を見つけては「これはおかしい。」「もっとこうしたほうがいい。」と、しきりに改善提案を行ったり、一方的に指摘するだけの人です。
どうすれば周りを巻き込んで改善に取り組めるか!?という視点に欠けている。そういう視点がないから「こんなに頑張っているのに誰もついてこない。」という徒労感に襲われてしまい、それが更に次の不満を生みだすという悪循環に陥るのではないでしょうか。
問題点を指摘する前に、まずは周りのスタッフとの信頼関係を構築することに気を配る。業務改善を行う場合でも意見を聞きながら進めるようにする。すると意見を求められた側にも当事者意識が芽生え、前向きな協力を得られるようになるという事を何度も僕は体験してきました。
「人は正しい事よりも、共感したことに賛同してくれる。」「何をやるかよりも、誰とやるかで動く。」という事です。まずは試してみて、気付いたことを普段のコミュニケーションに取り入れていく。そして手応えを感じた成功体験を積み重ねていく。そんなことを繰り返し繰り返し地道に積み重ねていきたいと思います。
今日はそんな感じのブログです。
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