間違いのない不動産物件の選び方
間違いのない不動産選びにセオリーなんてそもそもそもあるのか!?買う目的も家族構成も違うので、これが正解です!!という王道な答えは残念ながらない。人それぞれ(笑)。でも、どういう考え方をすれば失敗しないのか!?間違いないのか!?はあると思う。
☑不動産は第一印象で決めて良いんじゃないか!?
皆さんによく聞かれるのは「他の方はみなさんどうしていらっしゃるのか!?」というご質問です。
その質問に対する答えは明確です。
「99%の人は不動産の購入も注文住宅の建築も思いつき、衝動買い。」
だということです。
平成3年に不動産業界に入って平成5年に工務店を立ち上げた僕が感じているのだから間違いありません(笑)。
埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。
衝動買いが間違いだと言いたいのでは全くありません。むしろ逆。一番正しいと思っています。
欲しいと思ったタイミングで欲しいと思った物件を買うのが一番ということです。
色々な不動産を見比べて「最初にいいな」と思った物件、第一印象が良かった物件が正解です。
稀に色々なデータを取り寄せて分析して比較検討して慎重に計画を進めていくという方もいらっしゃいますが、おそらくそういう方はほかの買い物も同じような手順で進められているのではないでしょうか!?
そういうプロセスが好き、楽しんでいる、そういう性分ということなら良いと思いますが・・・。
中には吟味しすぎていつまで経っても不動産を買えない!?買おうとしない!?あいだにお子さんが成長して肝心な時にお庭が無い、勉強部屋がないということになってしまう方も少なからずいらっしゃいます。
感覚的には世の中の99%の人は不動産も衝動買いなんじゃないかと思います。
住めば都。
☑何かあったときに売れる不動産を買っておく
まあでもそれだけの結論じゃあ何の足しにもならないので僕の持論、アドバイスをお伝えしますね。
良いですか?
それは・・・
「売れる不動産を買う。」
売れる不動産を買っておけば間違いないということです。
伝わってますでしょうか?
僕は仕事柄、色々な方にお会いして来ました。
皆さんが家を買う、注文住宅を建てる時っていうのは、ほぼ間違いなくそのタイミングが人生で一番上手くいってる時(収入という意味じゃないですよ。)、乗りに乗っている時です。
でも人生は何が起こるか分からない。
家を売って引っ越さなければならない事があるかも知れない。
だから何かあった時に「売れる家を買っておきましょうね。」ということです。
「なーんだそんなことか?」と思うでしょうが、これが実は結構難しい。
現金買いの方は何の問題もないのですが、ほとんどの方は住宅ローンを組みます。いざ売却しようと思った時にローンがいくら残っているか!?ということです。
ローンの残りと実際に売れる金額の差。ここがポイントです。ローンの残債よりも高くで売れるかトントンなら特に問題にはなりません。
でも、もしローンの残債よりも売れる金額の方が低かったら、その差額を用意しなければ売却できないということなんです。伝わってますか!?
購入した時の金額が2500万円、自己資金のほかに住宅ローンを2300万円借りて35年返済だとすると、10年経っていてもローンはまだ1800万円近く残っています。
「売れる」というのは、このローンの残額があっても売れるようにしておきましょうね、ということです。
☑一般的な間取りにしておくというのもあり
バブルの頃と違って、10年も住んで買った時よりも相場が上がって高くで売れるということは一部の特殊事情がある地域を除いてほとんどないはずです。
だとすると、数年後に売れる不動産ってどういうこと!?
第一には一般的な物件を買っておくということです。
もちろん不動産選びは人それぞれです。アウトドア好きで山の中のポツンと一軒家的なログハウスが欲しい方もいれば、とにかく駅近のマンションが良いという方もいる。
でも万が一の将来を見込むのであれば将来売却しやすい立地、間取り、外観にしておくというのも一つの選択肢だと僕は思っています。
部屋数が極端に多いとか少ない。特殊な間取りは中古住宅として売りに出した時のニーズが少ないという事です。
そういう点では僕の自宅がまさに真逆の売れそうもない不動産です(笑)。
最寄駅からは徒歩15分程度の住宅街なので立地は特に問題ない。
でも。
土地が中途半端に広い72坪。当時売りに出ていた36坪の2区画両方を買ったからです。もちろん子育て中にはお庭も広くて良かったし、車だってムリすれば3台置けるスペースがあって重宝はしてます。まあでも一般的には50坪くらいあれば十分ですよね。
当初の10年ほどは住みながらモデルハウス代わりに毎週のようにお客様をご案内していたお家ですので、大きな吹き抜けがあったり、玄関開けたらそこはもうリビングだったりと間取りもちょっと変わっているので、いざ売ろうとしたときは大変かもしれません(笑)。
もし将来、ご実家に戻る予定があるのでその時は家を売却しよう、貸家として賃貸に出そうとお考えでしたら多くの方に受け入れて頂ける一般的な間取りにしておくというのもありかな!?と思います。
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