～どこへ行くかではなく誰と行くか～　　　　　　　

新卒入社した某ゼネコン同期百数十人の横浜支店に配属された十数人。昔から仲が良くて、今でも誰かが地方から東京に出張に来るタイミングで年に数回同期会を開催している仲間たちと５年に一度開催している旅行。博多、大宰府、門司港、長崎に行って来ました。

５年前は会社を代表する施工例として語り継がれている黒部ダムだった。

あれから５年。コロナ禍の真っ最中、マレーシア支店に異動となった同期もいて、何度か東京駅周辺で同期会が開催されていたとはいえ、多くの同期とは５年ぶりの再会。

入社35周年の今回は九州支店に配属となっている同期に会いに九州へ。

博多で開催中の博多山笠の会場となっている櫛田神社を散策した後、大宰府へ。

夜は博多に戻って美味しい海鮮料理に舌鼓を打ちながら、積もる話に時間が過ぎるのはあっという間。ホテルに戻る前に博多名物の屋台もほんのひと時でしたが初体験しました。

２日目は門司港レトロ散策へ。

トロッコ列車に乗って北九州と山口を結ぶ関門トンネルを歩いて渡ってみました(笑)。

門司港では名物の焼きカレーを頂き、博多経由で長崎へ。

夜は長崎港にある長崎出島ワーフと言う商業施設のお店で夜景を見ながら美味しいお料理を頂きました。

３日目は朝からあいにくの雨。軍艦島に上陸して見学予定でしたが、船が接岸できる規定の波の高さの3倍あって接岸不可ということで船上より軍艦島を見学しました。

その後、眼鏡橋や出島を見学して中華街で皿うどん、長崎ちゃんぽんランチ。

グラバー園、大浦天主堂と回って長崎空港に。

もちろん九州の観光名所巡りも楽しいんだけど、入社３５年という長きに亘って仲良く付き合い続けている同期と過ごす時間が一番の目的。

早い段階から全国各地から集まる同期の飛行機や新幹線、ホテルの手配をしてくれた女性陣、博多勤務という地の利を活かして博多を案内してくれた同期、数年前まで長崎に赴任していて長崎観光を案内してくれた同期たちのおかげで楽しく思い出に残る旅行が出来ました。

みんなありがとう！！

世間から見たらもうすぐ定年を迎えるオジサンオバサン集団だけど、僕たちにとっては３５年前のあの輝かしい社会人デビューをした初々しい当時のまま(笑)。

入社当時は横浜ランドマークタワーもみなとみらい地区もなかったし、赤レンガ倉庫のある突堤は立ち入り禁止区域だった。僕が担当したマンション最寄り駅の新横浜駅周辺は草っぱらで何もなかった。

世の中は激変し、それぞれに色々な事があった３５年だったけれど、僕たちの友情は変わることなく続いてきた。

今でも変わることなく入社当時の事を大笑いしながら話せるなんて夢のような時間だった。

５年ごとの旅行の行先なんてどこでも良かった。同期たちと長く話せる時間が欲しかっただけなんだ。

どこへ行くかではなく、誰と行くかが大事。

そんな事を改めて思った同期旅行でした。