お客様の立場で発想するということ

僕は年が明けると５０歳になりますwww

大学を卒業して勤め始めてもうすぐ３０年。

この間、ビジネスを取り巻く世の中は大きく変わりました。

数年前までは想像もしなかった機能が日常的になっていたり、当時、毎日使用していたツールは存在すらしなくなっています。

白物家電業界や車産業が全盛期のモノが足りなかった時代はモノさえ作れば黙っていても売れた。

モノが溢れお金に余裕の出てきたバブル期は、企業イメージやコーポレートマーク作りが流行ったブランドやベンチャー企業が持てはやされた時代。

今はどこでお買い物をしても製品に問題があると言う事は全くなく、むしろオーバースペックで使いもしない？使いこなすことのできない機能が満載の製品が溢れています。

ブランドに拘らなければ１００円ショップやユニクロでスペック的には十分です。

今はその商品を手にすることで・・・

どんな素敵な生活に変わることが出来るのか？

どんな気持ちの良い時間を過ごせるようになるのか？

どんな悩み、問題を解決してくれる可能性があるのか？

というようなコトを伝えられないと買ってもらえなくなってきていると言われています。

私たちの不動産業界も同じ。

どんなにローコストな建売でも、今更、大きな地震で倒れる心配をするお客様はいないでしょう。

賃貸アパートだって、多少の古さや傷みは気になったとしても他の物件と大差ないはずです。

そんな製品的には差のない商品を「あなたから」「今」「私が買うべき理由」って！？

そのことを上手くお伝えする、イメージして頂けることが出来るかどうか？

テレビ離れが叫ばれていましたが、先日のニュースでフジテレビが初の赤字転落。

今の若い方の情報ツールは、テレビや新聞ではなくて・・・

Youtube、LINE、FB、Twitter、Instagram、ブログです。

私たちが頼りにしてきたチラシやHPなどの一方的な宣伝文句は明らかに相手にされなくなってきています。

SNSで繋がっている友達の情報には嘘が無い。

友達、友達つながりの情報は信用できる。

だから私たちももっともっと個人を発信していく必要がある。

って言うか、そうしないと完全に相手にされなくなってきている時代なんだと最近痛感します。

私たちも家に帰れば一消費者、生活者。

その視点、感覚が絶対。

従来言われてきた「お客様のために」ではダメだということです(＠_＠;)

「人」の「為」と書いたら・・・

「偽」りっていう字になっちゃうってwww

なんでなの！？

だから～

「お客様の立場で発想する、考える、感じる」

ことが最低絶対基本線。

「宮村くんから買いたい！」

「宮村くんに紹介したい人がいる」

そう思われる人にならないと・・・

そんなことをうちのスタッフ皆と共有して、実践して、お客様に選んで頂ける個人、会社になることが、大好きな社員様、パートの皆様の豊かな人生につながっていくものと確信しています。

そんな事を感じている２０１５晩秋の今日のブログです。