「あなたから買いたい!!」と思ってもらいたい。
人は理論通り、理屈だけじゃ動かないんだよ。感情が大事なんだ!こっちの方が正しいからって言ってもそれだけじゃ人は動いてくれないんだよ。理屈と言う大義名分とこの人の為ならっていう気持ち、感情の両方が必要なんだよ!って、昔、教わりました。
☑企業の目的は顧客の創造である
ところで!!
私たちが日々行っている仕事とは何でしょうか!?
あっ・・・僕は一般個人のお客様に不動産を紹介するという仕事なので、製造業とか法人相手の業界の方はゴメンナサイ~わからないです(笑)。
埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。
昔読んだドラッカーは「企業の目的は顧客の創造である」と確か言っていました。
ふむふむ。
僕たちの業界で言う「お客様づくり」ということでしょうか。
私たちを選ぶのはお客様。そして、お客様からしか利益は生まれない。
うちの会社で言えば・・・
例えば業績が悪いからと言って、何か資産を切り売りして利益を確保するっていうことは出来ないです。
資産とか株とか持ってないから無理~~~(笑)。
では。
エル○スの100万円もするバッグを買うとか、坪単価80万円以上もする○ーベルハウスでお家を建てるとか、家賃は高いけど新築のお部屋を借りるとか、とかとかとか・・・
経済的な合理性ではなくそういうものをお客様が選ぶ理由は何でしょうか!?
☑お客様に関心を持つ。気を配る。心を配る。
それぞれのお客様が金額の安さではなく、自身の価値観やライフスタイル、必要性、とにかく見栄を張りたいという理由もあるかもしれません。
何が言いたいかというと・・・
私たちの不動産という仕事で言えば、お客様の希望する価格やエリアで物件を単純にピックアップするんだったら、ポータルサイトに詳しく条件を打ち込めば結果が表示される時代。
私たち営業と言う立場の人が関わる理由って!?
人にしかできないことをやるっていう事だと思う。
と言うことは・・・
お客様に関心を持つ。気を配る。心を配る。
ということですよね!?
あっ。関係ないけど気を配るのが「気配を感じる」、心を配るのが「心配する」っていうことらしいです。日本語って奥が深い(笑)。
世の中、白黒に単純に色分けできないし、価格や理屈だけでものごとを判断する訳じゃないっていう基本を忘れがち。
僕が青年会議所時代、初めて委員長になって委員のみなさんをまとめるのに苦労していた時、先輩から言われて今でもハッキリと覚えてるのは・・・
「いいか宮村!人は理論通り、理屈だけじゃ動かないんだよ。感情が大事なんだ!こっちの方が正しいからって言ってもそれだけじゃ人は動いてくれないんだよ。理屈と言う大義名分と委員長の為に手伝ってやろうかな、っていう気持ち、感情の両方が必要なんだよ!」
って教わりました。
それって、多分・・・
お客様も同じなんだと思う。
「この人から買いたい!」
って思って頂ける担当者になっているか!?
お客様が求めている本質的な理由や条件に置き換えられない曖昧さの気持ちを慮るってことは、まだまだコンピュータには出来ないのでは?ということです。
☑目の前のお客様に喜んで頂けることは何か?
それともう一つ僕が大事だと思うのは・・・
お客様が私から買う理由。
「どうして私が、あなたから、それを、その価格で、今、買わなければいけないのか?」
の答え。
そう言い切れる根拠をお客様にお伝えできているか?
が!!
とても大事なんじゃないかと思う。
目の前のお客様に喜んで頂けることは何か?
お客様に共感して頂くためにはどうしたら良いのか?
お客様とコミュニケーションをもっともっと深めるにはどうしたら良いのか?
誰から買っても同じなんかじゃない。
「あなたから買いたい!!」と思ってもらいたい。
そのためには物件の説明の前に私という個人を知ってもらわなければ心を開いてもらえないのは当たり前。
自分を知ってもらう。会社を知ってもらう。
僕は相手が誰だか何者だかよくわからない人、仕事には関係ないという感じで個人を全く出そうとしない人を信頼することが出来ない。
それから、同じ会社だからって皆が同じやり方じゃなくて良い。
それぞれの個性があって良いと思う。
「忙しいならあなたじゃなくて他の人でも良いですよ。」って言われたら、それは親切ではなくて「あなたじゃなくても良いですよ別に。」っていうこと。
コンピュータには出来ない部分を磨いていかないと、いつかポータルサイトに僕たちの仕事は取って代わられてしまう。
万一にも自分が気付かないところで、お客様に不安を与えていたり、不快感を与えていたりして、それが原因で前に進まないとしたら・・・
う~ん。怖い。気を付けなきゃ(笑)。
そんなことを思った今日のブログです。
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