何のために始めたのか！？

「普通はこうだから。」「今までこうやってきたから。」っていう、いわゆる前例主義の仕事の進め方が僕は苦手、嫌いです。知恵や工夫無く何も考えずにルーチンワークでするだけならあなたじゃなくて誰でも良いということになるからです。

僕が当社に根付かせたい文化は、誰でもいいはずはない！「代わりがいない」仕事を！です。

手順書を渡せば通りすがりの人に頼んでも同じ結果なら、あなたの、私の存在価値はない。もちろん法令で決められた手順やコンプライアンスがあって独自化するのが違法になることはもちろん別です。

埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。

当社の社員様、パート様は全員が異業種からの転職です。たまたまではありません。古い業界の慣行や発想に縛られたくないという思いから意図的にそういう採用活動をしてきた結果です。

そして「お客様に喜んで頂けた数＝契約数」であるというのが僕の自論。だからご契約やお引き渡しの場はお客様に感謝の気持ちを伝える場であり、これからの永いお付き合いを楽しんで頂けるスタートの場にしたい。

目の前のお客様に少しでも喜んで頂けるような新しいサービスが次から次に頭に思い浮かびます。

そして様々な場面で浮かんだインスピレーションを直ぐに形にして実行していく。思いついたことは直ぐに発信する。スタッフや上司に気軽に提案できる、しやすい社風。大らかに受け入れてくれる組織や上司がいるという会社にしたい。

もちろん形にするための議論を深めていく過程でダメだと思ったら、たとえ相手が上司であってもダメなものは「ダメ！！」と言えるゆるやかな社風にもしていきたい。積極的なお互いの発言から刺激を受け、発想が広げていきたい。

それには目の前のお客様に少しでも喜んで頂くための意識を常に持っていることが大事なんだと思います。何か良いアイデアはないか潜在意識で思っているから、遊びの先でもヒントを見つけて良いサービス、商品が思いつくだと思います。会社のデスクや会議で難しい顔をしながら考えても良いアイデアなんて生まれてこない(笑)。

その時に大事なのはやはりお客様目線だと思います。そういう意味では、２０代のお客様を対象にしたサービスの発案には５２歳の僕は残念ながら適わないということです。伝わってますでしょうか！？

一方で良い商品、サービスも次第にオペレーションに比重が置かれ始めると気持ちがずれていってしまいます。当社でも良くあることです。何のために始めたのか！？という創始の精神が見えなくなってくる。

やること自体が目的になっていく。そうならないよう折に触れ上司や社歴の長い方には、一つ一つの仕事の意味を伝えて頂けるよう常にお願いしています。私たちサービス業の仕事の一つ一つの先には必ずお客様がいらっしゃる。いかなる時も常にお客様の気持ちに寄り添える私たちでありたい。

だから気持ちが離れる、流れ作業になってしまう前に気づいて修正していきたいのです。それでも現実には中々難しくて出来てないんですけどね・・・。

そして人にはそれぞれ得意分野があります。新しい仕事を生みだす時、自分が得意な分野で活躍出来る「場」を提供出来る会社にしていきたい。そういう会社づくりをしていきたいといつも考えています。

目指す姿、会社は見えています。一歩一歩着実に丁寧に。みんなで今年も社員旅行に行けるよう目一杯飛ばして頑張ります(笑)。今日はそんな感じのブログです。