三重県に里帰り

新東名高速をひたすら走って生まれ故郷の三重県へ。画像は鈴鹿山脈の中の一つ御在所岳。三重県で唯一のスキー場がロープウェイで登った頂上にあります。その麓にある湯の山温泉へ父と二人で宿泊。残念ながら旅行ではなく叔母の葬儀に参列するためです。

僕の出身地は三重県の四日市市。東海道五十三次43番目の宿場です。その東海道と伊勢街道の別れる追分というところで生まれた。その三重県四日市市の隣町菰野町と滋賀県の県境にある御在所岳のふもとにあるのが湯の山温泉。

http://www.yunoyama-onsen.com/

父親と二人で温泉場に泊まるなんて初めてかもしれない(笑)。母は足が痛くて連れて来れなかった。近鉄四日市駅の駅前にはビジネスホテルがたくさんあるんだけど・・・父と二人でツイン部屋に泊まるのも味気ないので馴染みのある湯の山温泉にしてみた。

埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。

「彩　向陽」という昭和天皇もお泊りになられたという老舗のホテル。

https://www.gh-koyo.jp/

築５０年くらいなのかな！？もちろん建物の随所に歴史を感じるんだけど、今風に綺麗にリフォームしてあって色々なアイデアを形にしている。でも、平日だし、正直、他に宿泊客っているんかな！？って思ってたけど、朝食会場は小さなお子さん連れの家族が数組に春節で中国から来たというご家族もいてビックリ。

温泉場なので周りにもたくさんの旅館、ホテルがある中凄いなー。なぜ僕がこのホテルを選んだかというと露天風呂もあってゆっくり楽しめそうだったから。と言う訳で寝る前と朝も温泉を使わせてもらいました。

四日市に父親と二人で久しぶりに来たのは伯母が亡くなったから。長年、伯父と共に小学校の教員をしていた伯母の50年前の教え子という方々が参列して下さった。何十年にも亘り伯母を囲んでクラス会を毎年開催して下さっていたと聞いてびっくり。何しろ伯母は教員を退職して既に30年以上。あと数日で91歳を迎えるところだったんだから。

早くに病気で伯父が亡くなって30年近く。そう言えば伯父の葬儀の時にもたくさんの教え子の方々が駆け付けて下さっていた。先生って凄いんだな。

僕は今５２歳だけどいまだに卒業時の小学校の恩師に年賀状は出している。もしかしたらクラス会みたいなものが開催されているのかもしれないけど・・・。残念ながらご案内が届くことは無い。小学校も４回転校してるんだけど、中学校は私立で都内に行ってしまったし、その後も何度か引っ越しをしている。卒業した小学校が地元じゃなかった、というよりも僕には生まれ育った地元、幼馴染と呼べる友達はいないので小学校から関係の続いている友達はいない。

若気の至りで特に何の思い入れもなかったので成人式にも出席をしなかった。せめて成人式にでも出席していれば、その時に、卒業した小学校の同級生たちに再会して連絡先くらいは交換していたであろうに。残念。

久しぶりに親戚の伯父、叔母にも会う事が出来た。皆で告別式までの間に伯父の眠るお寺にお参りにも行ってきた。とは言え叔父たちも皆、埼玉や神奈川からの参列。もう随分前から親戚一同生活の拠点は皆東京方面。叔母がいなくなって、もう親戚が三重にはいなくなってしまったので来る可能性もほとんどなくなってしまった。

子供の頃に毎日見ていたであろう鈴鹿山脈御在所岳。何か特別な思いがある訳じゃないんだけど・・・田舎の風景って何だか落ち着くねぇ。

自宅へのお土産は大好きな伊勢うどんと湯の山温泉の湯の花せんべい、そしてしぐれ煮(笑)。

帰りの新東名ではさすがに疲れたので、鰻でも食おうかと浜松サービスエリアに立ち寄ったんだけど・・・ない。鰻を扱ってるお店がなぜかないです(笑)。でも八丁味噌親子丼というのがメチャクチャ美味かった。