何のために発信しているのか！？

仕事です(笑)。人口９万人あまりの小さな街とは言え、うちの会社のことも地元出身ではない僕のことも誰も知らない。だからFBやブログ、インスタ、ツイッターなどで、もっともっとうちの会社のことを知って頂けるよう発信しているのです。

僕はほぼ毎日フェイスブックで発信しています。ブログは月に７，８回。インスタは時々。ツイッターはほとんど見るだけで活用できていない・・・

時々、「何のために毎日フェイスブックやってるの！？」「よくそんなに毎日書くネタがあるね！？」「大変じゃない！？」って聞かれます。

まあ確かにその通りなんですが(笑)。

フェイスブックはもう３，４年毎日発信してるので大変というほどのことはないんです。何か身構えて特別なことを書くわけじゃなくて日常の一コマを切り取ってるだけだから。

主に、うちはこんな会社です。こんな考え方で経営をしています。こんなスタッフがいます。こんなやり方で仕事を進めています。昨日のお休みはどこどこで何してました！！ランチが美味しかったお店はここ！！っていうことを発信しています。

埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。

うちは不動産と注文住宅を扱っている会社。

本来なら物件情報や建築のイロハ的なことを毎日書いた方が良いんだと思うけど・・・うちの会社は歴史ある老舗でもなければ僕も地元出身じゃない。

だから、そもそも論として不動産物件や建築の商品紹介をする前に、どんな会社なのか！？どんな奴が社長なのか！？って言うことを少しでも知っていただけるよう繰り返し繰り返し自己紹介して知って頂きたい！！

そういう思いで僕は発信しています。

とあるお寿司屋さん（東松山のお店ではないですよ。念のため。）にランチに行った際のこと。 

僕はお取引先の方と一緒で時間がなかったので、お寿司ならサクッと食べてすぐに次に向かえると思ったのですが・・・結果としてランチを食べ終わってお店を出るのに１時間以上掛かってしまいました。

でもこれはお店が悪いんじゃなくて確認しなかった僕が明らかに悪い。 

時間がないと言うのはこちらの都合。だから、すぐに食べられますか！？と言う事、何時にはお店を出たいけど大丈夫そうですか！？って言うことをあらかじめ確認してから席に着けば良かっただけのことです。 

それをしなかったという失態とお寿司屋さんならオーダーして食べ終わってお店を出るまでに、どんなに長くても３０分、普通なら１５分から２０分もあれば大丈夫という先入観もありました。 

でもそのお店はそういうお店じゃなかった。オーダーを取りに来るまでの時間の掛かり方、お寿司が出てくるまでの時間の掛かり方にメッチャいらいらしていた僕とは裏腹に、店内にいる他のお客様はいたってのんびりムード。 

仕事中と思われるスーツを着てカウンターに座っている方も新聞をじっくりと読んでいらっしゃいました。誰もイライラなんかしていない。スピードを求められているお店ではなかったのだと思います。むしろゆったりとした時間の中で美味しいお寿司を味わいたいというお客様向けのお店だったのです。

うちのような小さな街にも、数年前から回転寿司のチェーン店が数店舗出来ました。そのために昔からある個人経営のお寿司屋さんがなくなったか？と言えば皆さん元気に営業中。

そもそも回転寿司に行く客層といわゆるお寿司屋さんに行く客層は違うんじゃないかな！？ということです。

うちの会社だってそうです。アパートや住宅を希望している人すべてがうちのお客様では残念ながらない。 注文住宅で言えばうちが得意なのはツーバイフォー工法で建てる北米式輸入住宅と木造軸組み工法のいわゆる普通のおうちです。数寄屋づくりの本格和風住宅も出来なくはないかも知れないけど・・・多分何かと間違うだろうし(笑)、そもそもお客様が望んでいる意図を会話から汲み取ることが出来ないから結果としてお話をお聞きする力量が僕には残念ながらない。

不動産で言えば埼玉県東松山市にある個人の一般住宅、アパートが取り扱いのメイン。都心の商業ビルの話をされても全くチンプンカンプンですし、そもそも相場は全く分からない。

だから、うちはこんな会社です。こんな考え方をしています。こんなスタッフがいます。こんなやり方で仕事を進めています。って言うことも、物件情報以上にもっともっと発信しなくちゃいけないと思っています。 

自分なりに一生懸命創り上げている会社の文化に少しでも共感して頂けるよう、会社の事、スタッフの事をお伝えしていきたい。そして、今よりもっと自分たちの力を付けて、より多くお客様にご来店頂けるような会社に成長したい！！そんな思いで発信しているって言うのが本音です。

伝わりましたでしょうか！？