経営方針会開催から一か月が経過して

経営方針会を開催して早１か月が経った。毎年の事だが昨期の振返りと今期の目標設定と行動計画の発表を社員様パート様を含め全員がするというのが当社のスタイル。僕が気にしているのは、恒例行事なのでルーティンワークに陥っていないか！？ということ。

経営方針会開催にあたって僕が気にしているのは、 毎年恒例の方針会が単なるセレモニー、ルーティンワークに陥ってしまっていないか！？ということ。

埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。

マンネリにならないようやり方を変えてみたりしたが、数年前からは当社のこれからに必要だと思う旬な話題や業界の方向性など、みんなにこの人の話を聞いて欲しいという先生に講演をお願いしている。

今年は賃貸業界で引っ張りだこのプリンシプル住まい総研の上野先生にお願いした。テンポよく話が次々に展開してボリュームも盛りだくさんだったが、身近な業務の話で聞きやすく、これから私たちが取り組まなければいけないテーマが良く分かった。

朝礼や会議で時々話すのだが、講演や研修に参加しても、その後、何一つ取り組もうとしない人が世の中ほとんどであるように思う。恐らく１００人中９７人はやらないのではないか。更に継続できる人は１００人中１人いるかいないかだろう。

こんなことを書いている僕だが、うちのスタッフだって研修に送り込んで、その後、放っておいたら何もしないで「良いお話しでした。とっても参考になりました。」で終わりだ(笑)。

もしかしたら上野先生の講演の内容を既に忘れてしまっているスタッフが大勢いるかも知れない。色々な言い訳はあるだろうが、一つ言えるのは「人生は一事が万事」だということ。これはやらないけど他のことはしっかりやっていますなどということは残念ながらない。

SNSやブログの投稿を見れば明らかだ。９９％の人は継続していない。HPの更新が１か月近くもされていない会社すらあるから驚きだ。そんな会社に新鮮な情報、やる気のあるスタッフがいるとお客様は思わないだろう。HPの未更新は、店頭のお掃除をしていない、店頭ポップを貼り換えていないのと同じことだと思っている。

世の中の人や会社は継続が苦手。だからこそ、ほんの少しでも取り組みを続けてみるということに価値が出る。数年後には、この習慣が豊かな人生をもたらすことになるはずだ。

人生は「やるかやらないか」が全て。僕は常に会社の皆さんと新しい何かを始めようとしている。そうは言っても新しいことに取り組むというのは大変だ。何が大変かというと、ほとんどの人は新しいことに取り組みたがらない、ということがだ(笑)。

それでもうちの会社は新しい取り組みを問答無用に常に始めている。もちろん上手く行く時もあればダメな時もある。しつこく色々と新しいことに取り組んできたおかげで、新しいことに取り組むということに、うちのスタッフはさほどアレルギーを感じなくなっているのではないか！？もしかしたらその部分は麻痺しているかもしれない。

恐らく他社ではこうはいかないはず。社員様パート様の前向きな姿勢とご理解、ご協力のおかげだと僕はいつも感謝している。だって、つい最近までパート様は最長１か月で店舗異動をして頂いていたくらいだからだ。 

朝ドラ「なつぞら」が終わってしまった。見ていた方も多かったと思う。草刈正雄演じる頑固者の祖父が主役の「なつ」に発した「ちゃんと働けば必ず報われる日がくる。～略～。一番悪いのは、人がなんとかしてくれると思って生きることじゃ。人は人を当てにする者を助けたりはせん。逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるものだ。」というセリフが名言としてSNS上で話題になっていたが、まさにそうだと思う。

一番悪いのは、人が何とかしてくれると思って生きること。

皆さんが発表してくれた今期の行動と目標を、組織力でしっかりと達成できるよう僕は僕なりに全力で取り組んでいく。

今日はそんな感じのブログです。