人生は一事が万事だと思う

うちの会社はとにかく研修に参加してもらう機会が多い。なぜ、そんなに研修に参加する機会を設けるのか？売上げ増！？もちろんそれもあるけど、僕が望んでいる本質はそこではない。研修内容そのものよりも懇親会で他社スタッフさんたちと人間関係を築くこと。

研修内容そのものよりも懇親会で他社スタッフさんたちと人間関係を築くこと。

伝わってますでしょうか！？

埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。

僕は過去に数えきれないくらいの研修やセミナー、講演を聞いたけど、今、パッと思い出せる講師の名前と内容なんて３つもない(笑)。 

それよりもそこに参加した方たちとの交流、切磋琢磨から学ばせて頂いた人間性、人間力の向上、人格形成の方が圧倒的に役に立っていると断言できます。 

人は人によってしか磨かれないってよく聞くけどホントにそう思います。 

だからうちのかわいいスタッフにも、なるべく多くの良い影響を与えてくれる人たちと接する機会を多くとって欲しいと思っているのです。

たくさんの人生の先輩、同年代、後輩に出会ってお互いの人生を高め合って欲しい。

そしてもう一つ。 

僕が大事だと思っているのは、研修後のレポートで「このことを業務に取り入れます」と言ったことをホントにやり始めたのか？結果が出るまで継続されているのか？という事です。 

「〇〇が良かった」「○○をやってみたいと思います」「当社にない取組をしていて参考になった」

みんないう事は大体同じです。受講後の単なる感想なのか？ポーズ、口先だけの宣言なのか？それともやると決めたことをやるのか？ 

これは僕や上司が評価するからやるとか、その後のレビューがないからやらなくてもいいんじゃないか、ということではありません。

自分の口で言ったこと、宣言したことをやる人なのかやらない人なのかという選択です。 

誰のためでもない。あなたがあなたの人生を少しでも良くしようと思って、新しい何かに気付き、宣言をして、やるかやらないかという話です。

僕はあなたに気づきの機会を与えた。あなたは何をなすべきかに気付いた。でもそれは僕のためにやるんじゃない。あなた自身の人生にためにやるんだということです。

「心の姿勢」

僕はそう思います。 

やる人はやるし、やらない人はやらない。それだけのことです。やらなくても僕は困らないし咎めもしない。 

やっても誰も気付いてくれないかもしれないし、もしかしたら報告を受けた僕や上司ですら忘れてしまっているということもあるでしょう。

でもこれはあなたの人生の全ての決断がこうだというだけなんです。

人生一事が万事。 

「そんなことはない！仕事の研修の事はやらないしやってもすぐに諦めちゃうけど、プライベートなことは人にとやかく言われなくてもちゃんとやっているから・・・」 

な～んてことは絶対にない(笑)。

それが良いとか悪いという話じゃないですよ。それはあなた自身の問題であって、あなたが決めれば良いだけの話だということです。 

仕事でもプライベートでもその時に切り出した一場面。それがその人の全てなんです。

 「大きなお世話だ。大したことはないよ。僕は面白おかしく生きるから。」と思いがちなんだけど、これは長い人生の中で大きな、とても大きな開きとなって、ある時あなたの前に立ちふさがるのです。  

残念ながら多くの人は結局何一つやらない人生を過ごしているのです。 

その方が楽だから。

人生はやるかやらないかが全て。

僕はそう思います。