始めなければ何も変わらない

頭の中では分かっていても実行しようとしない人、最初の一歩を踏み出そうとしない人って意外と多いものです。せっかく仕事関係の本を読んだり研修に行っても、何かを具体的に始めなければ何も変わらないんですよねえ。

思っているだけで口に出してくれなければ全く伝わらない。

でもそういう人に限って「私はこんなに考えてるのにちっとも分かってくれない。」って陰で言うんです（笑）。

いやいや。

そんなの分かるわけないじゃん。

エスパー（古っ・・・）じゃないんだからねぇ。

 埼玉県東松山市で「お客様の節目節目に何度でも選んで頂ける不動産・建築会社」を着実に丁寧に目指している株式会社東上不動産・株式会社東上建設代表の宮村です。

なので僕は朝礼で良く皆にお願いしています。

「思っていること、考えていることは口に出して伝えてくださいね。心の中でどんなに良いアイデアを考えてくれていても、不満を思っていても僕はそれを汲み取ることは出来ませんからね～。明らかに骨折して包帯でもしていれば、痛い！？って言えるけど、ちょっと体の調子が悪いから早く帰りたいと思っている、なんていうのは気付いてあげられないからね。」って（笑）。

プライベートなことはともかく、仕事関係のことは何としても積極的にアウトプットしてもらいたいと思ってルール化しているのが・・・

研修に行った最短の月曜朝の研修報告タイムです。

仕事で忙しい中、研修に行って、レポート書いて、報告する人は大変だと思います。 

でもこの報告をする時間がとっても大切。 

レポートは簡単な書式にはなっていますが、特別な事、やり方など何もありません。 

「どんなテーマで、何人くらいの参加者で、こういう内容で、気付いたことはこれで、このことは実行しようと思います。」というくらい。

肝心なのは「で！？いつまでにそれを実行するの！？」ということだと思っています。 

なので責任者が全ての研修参加を一覧表にして、その後、実際に取組んでいるかどうかのチェック＆効果測定をする。

これを繰り返さなければ人の育成なんて全く出来ない。そう思います。 

「勉強になりました」 

「とても良い研修でした」 

で終わらせずに・・・ 

まずはその中の一つを実行することがまずは大事。

 学校のお勉強は知識と記憶力を試す試験が多かったけど、実社会ではそうじゃない。 

うちの会社ではどんなに知識が豊富でも、その知識を活かして何かしらの収益構造に落とし込んでくれないと具体的な評価がなかなかできないのです。 

知識や能力なんか全くなくっても、実行して結果を出した人の方が評価されるのです。

伝わってますか！？ 

僕が会社でみんなにお願いしていること・・・ 

まずはやってみよう！！ 

ということです(*^^)v 

生真面目な人、完璧主義な人は最初から満点を目指そうとするから要注意。 

最初の一歩をなかなか踏みだせない。

 １週間後の８０点より、３０分後の５０点の方が遥かに良い。

今日はそんなことを思ったブログです。